会員寄稿 「 私の就業体験」第15回

◆「除草班の一員として」    
 片桐 丹(まこと)さん(平成29年入会)

 6年前の4月に初めて仕事をした日を鮮明に覚えています。草とか蔦などが多く、奥が見えない状況でしたが、帰りにはすっかり綺麗になりました。これが除草だと感激したものです。
 暑い日も寒い日も、除草のみんなが頑張るのには明確な理由があります。それは作業が終わりお客様に伝えると「えー!こんなに綺麗にしてくれたの」と喜んでくださる事です。この一言で疲れも吹っ飛んでしまいます。そして休憩中の仲間との楽しい会話はほとんどの除草班員が長く勤めている証(あかし)でもあります。
 最近は個人のお客様がご高齢になられての除草依頼が増えています。今までは自分で草を取っていたのに膝が、腰が・・・痛くて出来なくなったという方たちです。お一人住まいの方たちの健康状況を確認することも我々の大事な役目になっております。会えば必ず「転ばないでね」と声を掛けることも励行しています。
 除草作業は刈払い機も利用しますが、機械の使えないお客様宅もたくさんあります。その時は鎌でコツコツと取ります。立ったり・しゃがんだりで自然のスクワットを行っています。健康を維持するために仕事をしているみたいです。
 体を動かしたい方、会話を楽しみたい方、除草班に入りませんか!そして一緒に楽しい人生を過ごしましょう。待ってま~す!

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