会員寄稿 「私の就業体験」 第12回
◆「いろいろな体験ができるシルバー会員」 本間 和男さん(令和4年入会)
昨年75歳を機会に会社を退職しました。3月の退職時には、国民健康保険への加入手続き、その後誕生日の関係から半月も間をおかず後期高齢者保険への切替、そしてハローワークへの手続きと、ひと段落して2か月くらい家から出ることが少なくなり運動不足になりました。これではいけないと思い、「広報ひの」で知っていたシルバー人材センターへ入会の申し込みを行いました。
最初の仕事は、七生福祉センターでのコロナワクチン接種会場来場者の整理業務でした。案内業務は今まで経験が無いので、何を言いどのように行動すれば良いのか不安でしたが、チーム15名の方々の相互指導により3か月の就業を終える事が出来、ほっとしました。この他配布業務、単発清掃業務、中央大学文学部心理学専攻のモニター、そしてこれから自分自身もお世話になるであろうセンター主催の「介護予防・生活支援サービス」研修も受講しました。地域の防災会・フレイル予防講習会にも参加しています。周りは自分を含め高齢化が進んでいて、大きな災害が発生した場合、健康に不安がある人はどのような事に注意が必要かを知ることが出来ればと思い参加しました。
現在は七生特別支援学校通学路と、七生福祉園成人棟の公道見守りをしています。これからも地域社会を知り、生活の充実を図り、自身の健康維持のためにもセンターの仕事を続けていきたいと思っています。