会員寄稿 「私の就業体験」
第5回 「日々楽しく、笑顔で仕事を続けたい」 村武房子さん (令和3年入会)
第6回「すべての出会いに感謝」 磯山千秋さん (令和4年入会)

◆「日々楽しく、笑顔で仕事を続けたい」 村武房子さん (令和3年入会)
 夏の陽射しがまぶしくなってきました。みなさまお元気ですか。
 私は令和3年に当SCに登録いたしました。前職の定年が翌年に迫ってきており仕事を探していたところ、タイミング良くリサイクル事務所の募集があり応募、面接後就業させて頂く事になりました。
 リサイクル事務所は所長以下10名就業しています。もちろん皆さん年齢はほぼ同じ。和気あいあいと楽しく活気のある職場です。受付事務は女性4名で月間平均8日程度の就業となります。一口に受付といっても仕事は多岐にわたり想像以上の忙しさでした。特に接客や電話応対はお客様のご要望にお応えする事が前提ですが、取扱商品の特性上難しいこともあります。いまだに即答できない事案もあり、所長はじめみなさんの助言がとても勉強になり感謝の日々です。
 不用品提供の方の思い出が詰まった家具や食器等は捨てにくいものです。対象外もございますが充分に使用できるものは丁寧に修繕され新しい持主の元へとリユースする事になります。焼却処分が減ればCO2等の有害物質の削減にもつながります。みなさまもぜひ一度リサイクル事務所にお越しになり素敵な商品と出会ってください。会員は1割引の特典もあります。
 私は今後も仕事をする事で体調を整え、心身共に健康でありたいと思います。そして日々楽しく笑顔で仕事を続けたいです。

◆「すべての出会いに感謝」 磯山千秋さん (令和4年入会)
 退職したものの、これからを考えるとまだまだ先は長いと改めて自覚する日々でした。そんな時、センターの説明会に参加し「特別支援学校のバス添乗員」の仕事に出会いました。前職が事務仕事でしたので不安でしたが「やってみよう」と手を挙げました。体験添乗し、何か今までにはない感動が湧きました。2回目の時は小学生から「新しい人だね、よろしくね」と声を掛けられ胸が詰まる思いで、忘れられない1日となりました。
 会員となり、たくさんの出会いがありました。事務局の方、仕事の仲間、仕事先の関係者と大勢いらっしゃいます。会員の方々にも出会えます。またセンターには様々な仕事があり驚きました。どの仕事も社会に必要とされ、つながっています。私達も地域社会の歯車です。明日は仕事と思うと生活にリズムも出来、心なしか気持ちも弾んできます。出会いがあり、感動も感謝も仕事に就いて得られました。この年齢になっても有難く思っております。 新しい出会いが、これから先待ってくれている、そんな気持ちで仕事にも生活にも臨みたい今の私です。