上半期の事業実績、コロナ禍乗り越え復調示す

 当SCの令和4年度上半期(4月~9月)の事業実績は契約金額、会員数ともほぼ順調に推移し、コロナ禍の打撃を乗り越える復調ぶりを示すものとなりました。
 一般企業の売り上げに相当する契約金額は9月末現在で請負、派遣両事業を合わせ3億4,151万円でした。コロナ禍以前の令和元年度3億4,845万円より694万円減ですが、前年度(3年度)の3億834万円に対しては3,317万円増と大きく回復しました。
 請負の公共部門(公共施設の受付、管理など)が堅調だったほか、コロナ禍の中でも好調を維持した派遣が新規の受注増などで5,213万円とさらに勢いを加速させていることなどが主な要因です。    
 ただ、企業など民間部門の1億806万円は前年度比394万円増ですが元年度比では2,778万円減で、企業の体力回復なども含めてコロナ禍以前の水準回復にはやや時間がかかりそうです。  一方、会員数は令和3年度末の1,534人から順調に増え、令和4年9月末現在で1,663人(男1,130、女533)となっています。上半期の特徴としては女性入会者の伸びがひときわ目立つことで、この期間の入会者82人は過去3年度(元年度56人、2年度48人、3年度65人)をいずれも上回り、9月の女性会員数533人も過去最大です。女性会員の新たな活力が当SCに新風を巻き起こすことをぜひ期待したいものです。