今年度上半期の会員傷害事故、計9件に

 当SCの今年度上半期(令和4年4月~9月)の会員事故は傷害が計9件*)発生しました。賠償事故はありませんでした。傷害事故のうち2件は命の危険にもつながりかねない事例でした。また9件のうち5件が転倒による骨折事故(就業途上2件、就業中3件)となっています。

 上記の2件を含めた新たな事故の概要は次の通りです。

  • 6月28日、男性会員が高さ3メートルの脚立に乗って植木の剪定作業中、おろした枝の跳ね返りで脚立から転落。救急搬送された病院で急性硬膜下血腫、脳挫傷、外傷性クモ膜下出血と診断された。また退院後に受診した整形外科で肋骨骨折も判明した。
  • 7月25日、女性会員が仕事を終えてバイクで帰宅中、交差点を右折しようとしたところ、左方から直進してきた軽自動車と衝突。会員とバイクは衝撃ではね飛ばされ、会員は地面に打ち付けられた。搬送された病院で腰と首の骨折と診断され、今後の処置のため当日中に大学病院に転院した。
  • 9月1日、保育園で清掃作業に就いている女性会員が2階から1階に降りる際に階段を踏み外して転倒。受診の結果、左足小指骨折と診断された。
  • 9月2日、就業先の駐輪場前の歩道を清掃していた男性会員が転倒、後頭部を強打して出血した。病院で検査の結果、脳に異常はなかったが、左鎖骨骨折が判明した。

 *)シルバー保険非適用事故数(3件)も含む

(安全管理委員会)