第8次中期計画策定の骨子・概要について

 当センターの今後3年間(令和6年度~令和8年度)の事業計画を盛り込んだ第8次中期計画の骨子・概要が理事会に報告されました。

 前回の第7次中期計画は、コロナ禍による打撃からの回復を図ることに最大の力点を置いていました。事業実績は計画期間中の途中の令和4年度にコロナ禍前の実績を取り戻し、最終年度である令和5年度は、7億円というセンター初の大台に乗せる勢いです。平林会長は「日野市や市内のお客様からの支援、会員の継続した貢献により、目標数値を計画よりもかなり早く実現できました。このような状況の中の第8次中期計画の立案・実行には、当センターを取り巻く環境の変化をいち早く察知し、適切かつ柔軟に対応できるセンター運営、体制が不可欠です。また、センターの設立趣旨である高齢者に生きいきとして健康な生活を続けていただくために、就業提供や社会参加の機会を作り出すことを目指して、環境変化にも柔軟な対応をしつつ、事業展開をしていく所存です」と述べています。

 中期計画は、事業方針に以下の4点の目標を設定しています。
(1) 既存事業の継続と会員の年齢構成の変化に対応した事業展開
(2) 会員増強と就業形態、募集形態の見直し
(3) 地域班の再構築、地域班長の意義と役割の再確認
(4) コンプライアンスとガバナンスの浸透(法令順守と行動規範)  
 一方数値目標として、下表の数字を掲げました。

 令和6年4月から交流センター4館の指定管理、市民農園10カ所、遊び場・地区広場の巡回清掃などを受託した一方で、民間事業所の請負業務や派遣業務で大口契約の終了などがあります。契約金額7億7千万円、会員数1,700人の目標達成は山あり谷ありのチャレンジとなりそうです。

 紙面の関係で第8次中期計画のすべてを掲載することは出来ません。この中期計画案は、3月22日のセンター理事会で承認される予定です。理事会承認を経た後に、ホームページに掲出するとともに、冊子にまとめる予定です。 会員の皆さん 是非ご一読ください。

(理事会)