止まらない会員事故
本誌9月号で令和5年度4~7月度に重大事故が多発している記事を掲載しましたが、残念ながら、その後も引き続き事故発生が止まりません。
上半期(4~9月)の発生件数をみると傷害が15件、賠償が6件となっています。当センターの令和4年度1年間の件数は、傷害が9件、賠償が2件ですので、すでに半年間で傷害は昨年度比1.5倍、賠償は3倍の事故が発生しています。原因としてはコロナ禍からの変化、記録的な猛暑の影響などが考えられますが、一方で東京都全体のSCでの発生状況をみると、上半期(8月までの集計)の傷害は271件で前年度同時期の243件と比べて1.1倍、賠償は91件で前年度同時期の92件とほぼ同数です。この数字だけを見ても日野市の事故件数の多さは目を引くものがあります。
原因別に分けると以下の表のようになります。事故原因は様々ですが、会員自身の不注意によるものも背景にあると言えるようです。
会員の皆さまには後期地域班交流会(地域班会議)の通知と一緒に、安全管理委員会で作成した「安全のしおり」「自転車安全運転宣言」の小冊子を地域班長にお届けしていただくことになっています。ぜひ一度目を通していただき、一人ひとりが再度安全を意識していただけるようお願いいたします。
なお、「そよかぜ」同封物には、上半期事故内容を記載していますので、こちらもご覧ください。
(安全管理委員会)