減らない就業中、通勤・帰宅途上の事故
令和6年度7月までの事故状況は、傷害7件、賠償6件の13件でした。
件数は令和5年度の12件と大差はありませんが、令和4年度の同時期は6件でした。事故数の高止まりが目立ちます。
傷害事故の概要は就業中が3件、通勤途上、帰宅途上が4件。そして賠償事故7件は全て就業中でしたが、多くの場合が基本ルールを守らない不注意によるものでした。今一度初心を思い出して、基本を心がけ各人がしなければいけない所作をしっかり日々の就業に生かし、「安全は全てに優先する」を肝に銘じて仕事をしましょう。
とくに除草、公園清掃、公園巡回の就業では刈払機を通常使用します。指定の講習(刈払機取扱衛生教育)を受講したうえで就業しているはずです。飛び石を防ぐ養生、通行人や車両の通行がある場合は作業を中断するよう作業者以外の会員が付き添ったりする対応は当然されるべきです。
本年は昨年にも増して猛暑が日本列島を覆い、毎日記録的な暑さを体験しています。そよかぜ6月号、7月号に掲載した暑さ対策に関する就業指針を読み返して、暑さによる集中力欠如が事故につながらないように、日日の就業に気を付けましょう。
(安全管理委員会)