会員寄稿「私の就業体験」 第26回

「お客様への接客が元気の源」
   秋山 誠吾さん (令和3年入会)

「みらいく」の玄関で秋山さん

 現役時に勤めていた会社を退職後、数年の間のんびり過ごしていました。朝、通勤するサラリーマンを見て、再度仕事をする意欲が高まり、また社会の一員として働きたいと思い、シルバー人材センターに登録しました。
 令和5年に仕事の機会を得、令和6年5月より「みらいく」(子ども包括支援センター)で働くようになりました。市役所本庁より子ども部が移転して、建物の1、2階に入り、3階は幼児の遊び場と中高生の遊びや勉強の場となっています。昼の受付担当が6名、夜担当は3名、掃除担当は 3名体制の交代制で行っています。
 「みらいく」のオープンより数か月は業務内容について、来館者が「利用して良かった。また来たい」という思いを持っていただくために、担当職員を含め全員で何度も話し合ってきました。ようやく仕事の全体像が定まり、1日の業務遂行がスムーズになってきました。来館利用者は「新しい建物ですばらしい、子供達の遊び場があって良い、1階ロビーは過ごしやすい」等、満足して帰られる人が多く見受けられます。私達シルバー就業者は、いかに来館者に満足して帰っていただくかを常に考え対応しています。同じ建物に市の職員が勤務していて、緊張しながら働いていますが、何でもすぐ相談出来るので頼もしい存在です。
 私は、職場仲間、市職員、来館利用者との会話や業務遂行への行動など、社会との接点を持っている事で、自身のモチベーションの向上や仕事をするやりがい、生きがいを感じております。
 このような生活環境をいただいたシルバー人材センターの皆様には大変感謝しております。これからも仕事を通じて、充実した毎日を送っていきたいと思っています。