会員寄稿「私の就業体験」 第25回
「仕事を通して思うこと」 篁 健二 さん (令和2年入会)
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毎日の生活の中で私が大事にしているモットーは、自分に残された時間を大切にすること、健康第一で、心豊かに充実した時間をつくり、地域貢献や社会貢献を果たすことです。コミュニケーションをとり、まずは自分の居場所をつくり、必要な存在になること、思いやりと気遣いは何につけても必須です。「ありがとう、気をつけてね、お疲れさま」など小さな言葉でも気持ちが繋がってくれるからこの声かけの大切さをとても感じています。
現在は、イオンモール1階の買い物カゴ整理、明星大学日野校で清掃従事、配布班業務に就業しています。イオンモールの就業では、買い物カゴを回収して決められた場所に必要な数を用意します。食品店内を縦横に歩きまわりますので足腰が丈夫になります。お客様からのお問い合わせや声かけも様々ですが快く応対しています。最近は「お米はどこにあるの!」「セルフレジの操作がわからない」などとよく聞かれます。またお客様の落とし物では家の鍵、財布、食品などが多く、ほかにも様々なものがあります。
顔を覚えられたようで、私用での買い物中にも、お客様から「このカートお願いね!」「生クリームはどこなの!」「トイレは?」「エレベータはどこ?」など様々な問い合わせも受けます。就業している関係で、こういうお声にもお礼の気持ちで応対しています。
仕事を通して得られた教訓は、「残された時間を良くするも悪くするも自分次第」。周りの人のお役に立てたなら、自分にとって良い時間だったと思うようにしていることです。これは本当に大事なことだと肝に銘じています。