会員寄稿 「私の就業体験」 第20回
◆ 自信と勇気をありがとう 平田 康代さん(令和2年入会)
2019年2月に同居していた義母を看取り、介護を卒業し、のんびり過ごす毎日でしたがコロナで世界中が一変し、先の見えない不安が続きました。ボランティア活動も自治会活動も消え、することもなく近所を散歩する日々。ある日「このまま何もしないまま終わるのか・・・」と、とても悲しくなりました。そんな時シルバー人材センターの会員募集の案内を見つけ、コロナ禍が落ち
着いたら働きたいと思い入会申し込みをしました。
令和2年9月からコニカミノルタ陸上競技部寮管理業務の仕事を始めました。週2日~3日、6年ぶりの仕事なのでしっかり働くことができるだろうかと不安でしたが、就業して毎日に生活のリズムができました。そして現在はみのり幼稚園の園児お預かりの仕事を週2日しています。まさか大好きな幼稚園の先生が再びできるとは思っていませんでした。かわいい子どもたちに囲まれ、笑顔いっぱい元気に働いています。
シルバー人材センター以外の活動としては、私は7年前から子ども食堂の活動をしています。コ
ロナ禍で一時中断しましたが2年前から再開しました。昨年度からは日野市子どもの貧困対策委員
会の市民委員に応募し、活動を続けています。日野市シルバー人材センターでの仕事を通じて私は元気に働けていることが自信になり、それが就業以外に社会奉仕活動にチャレンジする勇気に繋がったのだと思います。