安全就業を徹底しましょう! 就業停止について
前号で既報のとおり、令和6年度7月までの事故状況は、傷害7件、賠償6件の13件でした。件数は令和5年度の12件と大差はありませんが、令和4年度の同時期は6件でした。事故数の高止まり
が目立ちます。
除草、公園清掃、公園巡回清掃の就業では、通常刈払機を使用します。刈払機取扱衛生教育を
受講したうえで就業します。飛び石を防ぐ養生、通行人や車両の通行がある場合は作業を中断す
るよう、作業者以外の会員が付き添ったりする対応が必要です。
センターでは、度重なる刈払機での飛び石事故(未遂含めて)の都度、除草、公園清掃、公園巡
回清掃に就業している会員に対して①刈払機使用時には必ず養生するよう注意するとともに、②違
反者は就業停止となることを伝えてきました。
そうした中、今回、公園巡回清掃現場で「養生をしないで刈払機を使用している」と付近の住民
から市役所に通報があり、就業していた会員に確認したところ、事実を認めました。事故には至りませんでしたが、当SCとして3人とも就業停止にしました。養生しての作業を再三無視して、これまで事故は起こしていない」、根拠のない「大丈夫だ」という勝手な判断は、重大事故につな
がりかねない事案であるため、就業停止を安全管理委員会、理事会が承認したものです。
多くの会員は就業規約、作業手順、仕様書を守って就業しています。しかし、これらを守らず事故を起こした場合には、当SCの信用失墜、他の会員に迷惑をかけます。会員ご本人の安全のためにも、今一度「安全就業」を肝に銘じましょう。
(安全管理委員会)