笑いに笑った会員交流イベント「高齢者漫談」

 総務委員会主催の会員交流イベント「高齢者漫談」が7月26日(金)の10時から、日野市生活・保健センターで開催されました。猛暑の中、ほぼ満席となりました。

満席の会場で大笑い

 第1部の甘味家大福(就業開拓員の豊福寛)さんの「高齢者落語」では、定年後の夫婦の機微に触れ、皆の笑いを誘っていました。第2部では、吉本興業の芸人である中村ひでゆきさんの「高齢者漫談」が披露されました。中村ひでゆきさんは高齢者に弁当を配達しながら安否確認をするアルバイトをなさっています。配達先の高齢者には口の悪い人が多く、きちんと向き合ううちに信頼され人間的な交流が生まれたそうです。この経験をもとに「高齢者漫談」が誕生しました。

 大雨の日に配達先で、おばあさんが「こんな日に大変だったね」とねぎらいの言葉をかけ、濡れた服をタオルで拭いてくれたので感謝の言葉を伝えると「あら!このタオルは雑巾だったわ」と返答、あるおじいさんは入浴しようとしていたと裸で出てきたので、「タオルか何かで隠してくださいよ」と言うと、へそを隠すなど一筋縄ではいかない高齢者の話に会場は盛り上がり笑いに包まれました。

 漫談のあと、高齢者の誤嚥を防ぐための訓練の一つ「パタカラ体操」を行いました。「楽しかった新婚時代、今はダンナと戦国時代」など、中村さん作の傑作を男女別々に唱和するのですが、皆笑いながら大きな声を出し、楽しい2時間があっという間に終わりました。

(広報委員会)