令和3年度センター契約実績の概要
日野市SCの令和3年度契約金額実績が確定しました。一般企業の売り上げに相当する契約金額は6億3,307万円で、コロナ禍で大きく落ち込んだ2年度より2,042万円増えました。しかしコロナ禍以前の令和元年度実績6億8,670万円と比べると5,300万円以上の減少で、コロナによるダメージの克服には至っていません。
実績の内訳は、請負4部門のうち公共事業(公共施設の受付、管理など)が1億9,438万円で2年度比1,556万円増と回復傾向です。一方、民間事業は企業、一般家庭(家庭向け総合サービスなど)、独自(いきいきカルチャー教室など)のいずれも2年度比マイナスで、特に企業は2年度の大幅減(元年度比5,008万円減の2億1,568万円)を引きずる形で3年度も2億1,090万円にとどまりました。企業の業績悪化による契約の解消や規模縮小が主な原因です。
こうした中で例外的に好調を維持しているのが派遣事業です。積極的な就業先開拓などによる受注増で、令和になってからも元年度7,176万円、2年度7,985万円と着実に実績を伸ばし、3年度は1億円の大台に近づく9,400万円でした。当SC事業の新たな柱としてさらなる成長が期待できそうです。