接遇力向上研修

 接遇とは、お客様をもてなしながら接客をする技術のことであり、おもてなしの心を持って相手に接すること、利用者が気持ちよくサービスを受けることが出来る配慮やアイデアを生かすことが重要と言われます。
 その習得を目的とした接遇力向上研修が7月26日に生活・保健センターで行われました。今回の参加対象者は、現在公共施設の受付や交流センターでの施設管理などに就業している会員に限定して研修が行われました。 シルバー会員にとっては、市民との接点での就業のため、接客の声や態度がややもすると市民からのクレーム対象になりやすい職場です。

真剣に研修に取り組む会員さんたち

 研修前半は、東京都及び近県の多くのセンターで研修を手掛けているアップグロースが担当。SC就業の実践に即した問題点や解決策を的確な表現で、わかりやすい指導を受けました。後半では市障害福祉課より障害者差別解消に関する合理的配慮の提供についての講義も受けました。障害を持つ方に配慮することは、接遇では大事な要件になると思われます。
 「今日の研修で学んだことを日々の就業に生かし、有効に市民サービスに活用していきたいと思います」と参加した方は話していました。

(広報委員会)