職群班の腕利き 第3回 植木班
3月の早朝、剪定鋏の「チョキ、チョキ」という音が小気味よく鳴る。静かな住宅街で庭木の剪定をしているのは、当SC植木班の新妻正行さんと酒井建治さん。お二人は高い脚立の上での作業にもかかわらず、鋏と鋸で軽快に次々と枝を落としていきます。小一時間で樹形が整い、すっかり綺麗になりました。注文主さんは満足そうです。
新妻さんと酒井さんは共に平成27年(2015年)に当SCに入会されました。お二人とも現役時代はデスクワークだったので退職後は自然に触れる仕事がしたく、SC入会後すぐに植木班に入ったそうです。新妻さんはSCに入る前に、南平丘陵公園の「南丘(なんきゅう)雑木林を愛する会」のボランティア活動をなさっていました。酒井さんは高校時代に林業を学び、間伐の体験もしたそうです。お二人とも樹木が大好きなベテランで、繁忙期には週4、5回就業なさいます。
仕事で一番難しいことは、お客様の満足を得るためにはどのように剪定すればよいかを考えること、また一番気をつけていることは安全に作業すること、とおっしゃっていました。
(広報委員会)